自家製ヨーグルトを作るメリット
はじめに
我が家では半年くらい前から、ヨーグルトメーカーを使って自家製ヨーグルトを作るようになりました。そして結果的にとても満足しています。
ここでは自家製ヨーグルトを作るメリットを紹介したいと思います。
メリットその1 家計の節約になる!?
あるヨーグルトメーカーの紹介画像では、市販のヨーグルトの1/5の費用で作れると書かれています。これは本当でしょうか?
少し計算してみます
市販ヨーグルトが1食110gあたり120円として、
→およそ 1mlあたり 1.09円
それに対して、ヨーグルトメーカーで 1000ml の牛乳150円と ヨーグルト1個120円を素材にして、1000mlのヨーグルトを作るとすれば、
→ およそ 1mlあたり 0.27円
0.27÷1.09 ≒ 0.25 = 1/4 なので、1/5 とまではいかなくても、1/4くらいの節約にはなるのではないでしょうか。
※ ちなみに、上の例だと1000ml の牛乳が98円と激安であれば、
市販の1/5になります。こんなに安い牛乳はあまりないかも・・・
ただ、この計算にはヨーグルトメーカーの購入費用が含まれていません。
先に挙げたヨーグルトメーカーは現在
です。上の例で、2人家族で一日にヨーグルトを2つ(220ml)食べるとすれば、
市販ヨーグルト:1日あたり240円
自家製ヨーグルト:1日あたり 約60円 (コストが1/4)→ 180円の得なので・・・
3,484 ÷ 180 ≒ 19.4
つまり、ヨーグルトメーカーの購入費用は20日程度で取り戻せることになります。大雑把な計算ではありますが、コスパが良いことは間違いないですよね。
ヨーグルトメーカーを使わずに、自家製ヨーグルトを作る方もいらっしゃいますよね。
ただ、手間暇をかけずにほぼ一定の品質でヨーグルトを作ることができるという点で、ヨーグルトメーカーは有利だと思います。長い目でみればヨーグルトメーカーを買う方が良いのではと思っています。
メリットその2 素材の組み合わせによる味の違いを楽しめる!
これはいずれ別の記事にしたいと思っているのですが、ヨーグルトを自分で作る楽しみの一つに、いろいろな牛乳とヨーグルトを組み合わせて、自分好みの味を追求できることがあります。
「おっ!この牛乳とこのヨーグルトを混ぜるとこんな味になるのか~ いいかも!」
みたいな発見があるので、楽しいです。
今のところ私が最もよく食べる組み合わせが、
これと、
この2つを素材にした組み合わせです!
適度に滑らかでとろっとしており、舌触りもよく、味も比較的癖がなくさっぱりしています。
りんごジャムなどを合わせるとさらに美味しく頂けます!
他の組み合わせもまた紹介したいと思っています。
メリットその3 毎朝ヨーグルトを食べることで健康をキープ!?
「ヨーグルト 健康 効果」 などのキーワードで検索すると、「整腸作用」「美肌効果」「免疫力強化」「花粉症の予防・改善」「インフルエンザの予防効果」・・・
などなど、ヨーグルトが健康や美容に与える良い影響がたくさん出てきます。
ただ私は正直なところ健康目的というよりも、ただ単にヨーグルトが好きで毎朝食べているだけなんですよね。。。 ヨーグルトだけで健康になるなんてことはありえず、やはり大切なのはバランスの良い食生活ではないでしょうか。私にとってはヨーグルトは体に悪い食品ではないというだけで十分です。
そもそも、ヨーグルトメーカーで作ったヨーグルトは、元のヨーグルトと同じなのでしょうか?
こちらのページによると、
もとのヨーグルトを作ったときの原料と同じもので作ったのであれば、ほぼ同じになります。
とありますが、もとのヨーグルトをどんな原料で作っているのかは分からないので、完全に再現するのは難しい、、、というか無理です。しかも、
もとのヨーグルトの中の菌(乳酸菌やビフィズス菌)は、ヨーグルトメーカーの調理条件(温度、時間)では増殖できないものもあるので、完全に再現できない場合もあります。
ということです。具体的には、
ブルガリカス菌やサーモフィルス菌という菌は、ヨーグルトメーカーの初期設定温度にもなっている事が多い40~42℃付近で増殖が良好です。
我が家のヨーグルトメーカーはプレーンヨーグルトモードでは42℃で発酵させますので、このあたりの乳酸菌はちゃんと増殖すると思われます。ちなみに、伝統的なヨーグルトはこの2つの菌から作られているようです。
ストレプトコッカス サーモフィルス | 菌の図鑑 | ヤクルト中央研究所
ビフィズス菌とよばれる菌は、酸素を極端に嫌います。特殊な培養装置で作ることが求められるので、おそらく一般家庭のヨーグルトメーカーではビフィズス菌の培養は困難です。
ただビフィズス菌などは難しいようです。
結論としては、【含まれる乳酸菌の種類まで全てが元のヨーグルトと同じにはなるわけではない】ということですね。 そこにこだわるのであれば自家製はお勧めできません。
でも私としては、そもそも同じヨーグルトになることを期待していませんし、上のメリットその2で書いたように、むしろ元のヨーグルトとは違った味や風味が生まれるという部分も楽しんでいます。
神経質になりすぎず、健康に良さそうなヨーグルトを気軽に楽しめる気持ちがあるならトライしても良いのではないでしょうか。
我が家で使用しているヨーグルトメーカー紹介
こちらが現在使っているものになります。
多機能なのですが、結局「プレーンヨーグルトモード」しか使っていません、、、
機能の少ない下位製品でも良かったかもしれません。
アイリスオーヤマ ヨーグルトメーカー 飲むヨーグルトモード 温度調節機能 付き
牛乳パックに直接、種となるヨーグルトを入れてその中で発酵させるので、とても手軽に作れます。また食べ終わったら次の牛乳パックで新しいヨーグルトを作ることになるので、清潔の面からもお勧めできる方式です。
まとめ
ヨーグルトメーカーを使って自家製ヨーグルトを作ると、、、
・安くヨーグルトを作れるので財布に優しい!
・ヨーグルトと牛乳のいろいろな組み合わせを楽しめる!
・元のヨーグルトと完全に同じにはならないものの、ヨーグルト自体は健康に良いとされている
ヨーグルトメーカーは、牛乳パックをそのままヨーグルトの容器として再利用する方式がお勧め!